KDDIメタルプラスのお得ポイント

KDDIメタルプラスは、直収サービスと呼ばれる新しいタイプの電話サービスです。

KDDIメタルプラスのような直収サービスで利用する設備は、すべてサービスを提供する事業者が提供するようになっており、ユーザー宅からの回線が事業者に直接収容されるイメージとなっています。

KDDIメタルプラスような提供形態によって、従来の固定電話と何が変わるのかというと、料金が変わります。

通話料に関しては、マイラインやIP電話といったサービスでも比較的安く設定されていますが、KDDIメタルプラスのような直収サービスでは、通話料に加えて、基本料までもが割安に提供されています。

具体的にKDDIメタルプラスが、どれくらい安くなるのかというと、KDDIマイラインとKDDIメタルプラスの料金を比較した場合、基本料で300円程度安くなり、通話料に関しても市内、県内市外はKDDIメタルプラスでは一律3分8.4円、県外は3分15.75円とあらゆる面で安くなります。

遠距離通話が多い人にとってKDDIメタルプラスのメリットが大きいのはもちろんですが、県外(100km超)にかけた場合、KDDIメタルプラスならマイラインよりも3分あたり42.75円も安くなります。

実は固定電話をあまり使わない人にとってもKDDIメタルプラスは基本料を節約できるというメリットがあります。

また、インターネット接続も含めたトータルの通信環境として考えてもKDDIメタルプラスの割安感は高いです。

KDDIメタルプラスでは、電話サービスの「メタルプラス電話」に加えて、インターネット接続サービスの「メタルプラスネット
DION ADSL50」も合わせて提供されています。

この組み合わせで利用した場合、NTTの固定電話+フレッツ・ADSLという組み合わせに比べて、KDDIメタルプラスでは月額のコストを1,000円以上節約できることになります。

このように、料金的に大きな魅力を持つKDDIメタルプラスですが、その利用にはいくつか注意すべき点があります。中でも特に大きな問題となるのは、以下の2点です。

@一部かけられない番号がある

A他事業者のADSL接続サービスは利用できない

まずは、かけられない番号ですだが、これはKDDIメタルプラスに限らず、ほかの直収サービス、IP電話サービスなどにも共通する問題点です。

KDDIメタルプラスの場合、「050」番号を利用したIP電話サービスと比べれば、はるかに従来の固定電話に近い感覚での利用が可能で、「110」や「119」などの緊急通報を利用することが可能なうえ、一部制限がありますが基本的には「0120」、「0077」などのフリーダイヤルに電話をかけることができます。

もちろん、KDDIメタルプラスでは電話番号も「03」や「06」など従来の番号をそのまま利用できますが、「0570」や他事業者が提供するフリーダイヤル(0088など)に電話をかけることはできません。

KDDIメタルプラスが、従来の固定電話と完全に同じサービスが使えるとは言えない状況です。

しかし、この状況は徐々に改善されていくと考えられます。かけられない番号があるというのは、その番号を提供する事業者が異なるからというのが主な原因ですが、かけられない番号があるのは相互に不利益となるため、KDDIメタルプラスで、今後ずっと未接続のままの状態ということはあり得ないと思います。

「0120」や「0570」といった番号はチケットの予約、企業への問い合わせなどで主に利用されていますが、KDDIメタルプラスやIP電話サービスの普及によって、かけられないユーザーが増えてくれば、この番号を利用している企業側も対策をしなければならず、現状でもIP電話や携帯電話ユーザー向けに、「0120」や「0570」に代わる通常の電話番号をホームページなどに併記する企業も増えてきていますので、今後はKDDIメタルプラスを考慮し、どの回線からでもかけられる番号を併記するという対応も増えてくるでしょう。

一方、プロバイダーの変更がインターネット接続環境に与える影響も小さくはありません。

NTTの固定電話であれば、どの事業者のADSL接続サービスを利用することも可能ですが、KDDIメタルプラスの場合はそうはいかす、KDDIメタルプラスの場合はメタルプラスネット DION ADSL50といったように、特定のADSL接続サービスの利用に限られ、他事業者のADSL接続サービスは利用できないようになっています。

このため、現状、DIONのADSL接続サービスを利用しているユーザーがKDDIメタルプラスに変更する場合はモデムの変更があるだけでほぼ問題ありませんが、他のプロバイダーのサービスを利用している場合には、サービスを変更せざるを得ません。

プロバイダーを変更するということは、メールアドレスなども変更しなければならないことになります。

ただし、この問題も工夫次第で回避することが可能です。たとえば、以前のプロバイダーを解約せず、ダイヤルアップ接続向けなどに提供されている数百円程度の安いコースに変更して、メールアドレスを残すという方法もあります。

旧メールアドレスから新メールアドレスへの移行期間を数ヶ月程度取り、その間だけ併用するというのもひとつの手かもしれません。

また、思い切って、メールやホームページなどをプロバイダーに依存しないサービスへと移行してしまうという手もあるでしょう。

最近では、月額数百円程度で利用できるレンタルサーバーサービスも数多く存在し、個人的には、KDDIメタルプラスへの変更を機に、メールやホームページを独自ドメインへと移行するというのも良いと思います。

では、実際にどのようにKDDIメタルプラスに申し込めばいいのかというと、KDDIのホームページや電話から申し込むこともできるが、近くのauショップで申し込みをすることもできます。

ホームページからKDDIメタルプラスを申し込む場合、申し込み後に特別な手続きなどは一切必要なく、開通日まで待つだけで利用できるという手軽さがメリットですが、サービス面でいろいろな相談をしたい場合は電話やauショップなどで申し込んだほうがいいでしょう。

なお、KDDIメタルプラスは基本的に全国で展開されているサービスですが、地域によってはまだサービスが提供されていない場合があったり、設備の環境でサービスの申し込みが一時的に中断されている場合がありますので、ホームページで電話番号と郵便番号を入力することにより対応エリアや対応状況を確認できるので、確認してみましょう。

また、現状、申し込みから開通までの期間が多少かかる点にも注意したいところです。

短い場合は申込み後3週間程度でKDDIメタルプラスが開通しますが、開局待ちとなっているエリアでは開局予定となっている時期より手続きが開始され、その後1ヶ月程度開通までに時間がかかります。

KDDIメタルプラスの電話としての信頼性や安定性、トラブル時の対処などに不安を覚える方もいるかもしれませんが、この点はあまり心配する必要はないでしょう。

そもそもKDDIは固定電話で1000万回線、携帯電話で1900万回線のサービスを提供する通信事業者で、その実績を考えても信頼性という点では心配ないでしょう。

さらに、KDDIメタルプラスで見逃せないのは、auの携帯電話との併用でサービスがさらにお得になる点です。

たとえば、KDDIメタルプラスとauの請求をひとつにまとめる「KDDIまとめて請求」を利用すると、メタルプラス電話の基本料が税込み105円割引となります。

すでにauの料金をクレジットカードで支払っている場合は、そこにメタルプラスの料金をまとめることが可能です。

また、「KDDIまとめて請求」によって、auのポイントとKDDIポイント大作戦の両方のポイントを合算することも可能です。

このため、メタルプラス電話の通話料やDIONのインターネット接続などでたまったポイントをauの携帯電話の機種変更時などに利用することができるようになります。

このほか、クレジットカードで料金を支払えば料金が105円割り引きになるうえ、KDDIメタルプラスとauの料金の両方でカード会社のポイントを効率的に貯めることもできます。

KDDIメタルプラスはもともと基本料や通話料などがお得になるサービスと言えますが、こういった付加価値的なお得要素も備えており、auの携帯電話を利用しているユーザーは、KDDIメタルプラスへの移行を考えてみてはいかがでしょうか。

2006.11.12.00:48 | Permalink |